カーリースでよく聞く『残価』とは?

こんにちは、フラット7飯田中央店です。
今回もカーリースについての疑問に答えていきます。皆さん、リース車を利用する際には、「残価」という言葉を耳にした事はありませんか?今回は、この残価について詳しくご紹介します。

そもそも残価とは?
リース車の「残価」とは、リース契約終了時にその車が持つと予測される市場価値のことをいいます。リース契約を結ぶ際に、この残価は非常に重要な要素となります。というのもリース料や契約終了後の選択肢に大きな影響を与えるからです。
まず一つ目の役割として月々のリース料の金額の大小にかかわります。
基本的な考えとしてリース契約の総額から残価を引いた金額が、契約期間中に支払うべきリース料となります。この残価が高ければ月々のリース料は低くなり、逆に残価が低ければ月々のリース料は高くなります。
そしてリース契約終了後になるとユーザーは車を返却するか、残価を支払って買い取るか選択することができます。これは、リース終了後のライフスタイルやニーズに応じて柔軟に対応できる点が魅力です。そのため買い取るか返却するかはその時の状況や環境によって判断した方が良いと思います。
リース会社にとっては、車の価値が予測通りであるかどうかが重要です。残価が市場価値よりも高い場合、リース会社が損失を被る可能性があります。そのため、残価の設定には慎重な市場分析が必要です。

さてここからは残価が高い場合、低い場合のメリットとデメリットについてご説明させていただきます。

残価が高い場合のメリット
月々のリース料が低くい場合:残価が高いと、月々のリース料が低く抑えられます。これは、毎月の支出を抑えたい人にとって大きなメリットとなります。
さらに契約終了後の買取を選ぶと車の買い取り価格が低くなるため、リース終了後に車を買い取りたい場合には有利です。

残価が高い場合のデメリット
リース終了時の返却リスク:リース終了時に市場価値が残価より低かった場合、リース会社から追加の料金を請求されることがあります。
残価設定の不確実性:市場の変動により、予測された残価が実際の市場価値と一致しないリスクがあります。

残価が低い場合のメリット
リース終了時のリスクが低い:残価が低ければ、市場価値が残価を上回る可能性が高く、追加料金を支払うリスクが少なくなります。
リース会社にとっての安全性:リース会社にとっては、残価設定が低いことで市場変動のリスクを抑えることができます。

残価が低い場合のデメリット
月々のリース料が高くなる:残価が低いと、その分月々のリース料が高くなります。これが毎月の支出を増やす要因となります。
契約終了後の買取コストが高い:リース終了後に車を買い取りたい場合、残価が低いとその分買い取り費用が高くなります。


リース車の残価は、リース料や契約終了後の選択肢に大きな影響を与える重要な要素です。
特に月々の支払いがAリース会社は安くてBリース会社は高いからAリース会社を選ぼうと単純に考えるとあとあとで思わぬ落とし穴に落ちる場合があります。
残価が高い場合と低い場合、それぞれにメリットとデメリットがあります。リースを検討する際には、自分のライフスタイルや経済状況に合った残価設定を選ぶことが大切です。

飯田市でカーリース車をご検討の方は、ぜひこの情報を参考にしてみてくださいね!

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