濃い車のメンテナンス
最近コーティングの作業中に新型プリウスが町中を
走っているのですがその半数ぐらいが濃色系の物でした。
白や黒といった車が売れる景気が悪く、赤や黄色といった車
が売れ出すと景気が良くなるという話を聞いた事が
あったので最近は景気が良くなったのだと思います。
「濃い色の車だとコーティングやメンテナンスが大変だ」
と言われます。
その理由は白系の車は濃系と較べて日光による日焼けが発生しにくく
ウォータースポットも目立ちにくいからです。
ウォータースポットとはボディについた水滴がレンズの役割
をして車の塗料にダメージを与えてしまうものです。
コーティングに撥水効果が付いているものはこのウォーター
スポットができないように水を落とすために付いています
その為雨が流れていく通り道は油膜が貯まり安くそれらが
白い汚れとなって現れます。当然濃色系の車ですとその
白い部分がかなり目立ちます。
雨以外にも鳥の糞や虫の死骸は酸性なので塗装やコーティング
に非常にダメージを与えやすいものです
濃い車だとボディに熱を帯びやすく鳥の糞などの化学変化も
進むスピードが早くなるからです。
その為車の保管をするのでしたら必ずコーティングをして
車庫を用意しておいたほうが良いでしょう。